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思いついた話のアイディアをメモする、または小説にしてみる場所。
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「ここよ、私たちのベースキャンプ」
律子が指差す先には、砂漠のいたるところから突き出ている、岩盤の一つで、そこにひびが入って人が通れるようなすきまができていた。
律子が先に中に入り、そのあとに春香が私の手を引き入った。
中は、岩盤の裂け目を利用して作られた割と広めな空間となっていて、どうやら人工的にも少し削ってあるようだ。
「はい、どうぞ。飲める?」
中に入り、律子がガレオスを討伐した証拠として、ヒレを納品箱にしまっていると、春香が水を汲んで来てくれた。
「あ、ありがとうご・・・ざ・・・・・・」
器を受け取ろうとしたが、なぜだろう世界がぐるぐるとまわって・・・・・・


_________________________________________

目が覚めると、そこは砂漠ではなかった。
(あれ、さっきまで砂漠に・・・・・・)
「あ、気がつかれましたか。大丈夫ですか?」
眼鏡をかけた男性が椅子に座ってこちらを見ていた。
彼の右手には本が握られていた。
どうやら、読書中だったようだ。
「熱はもうありませんね。ひどい脱水症状と日射病でしたからね。まあ、しばらく寝ていれば治りますよ」
額に手をあててから、私の寝ているベッドのそばまで椅子を引っ張ってくる。
「ありがとうございます」
多分、医者か何かだろう。
なんとなく雰囲気でわかる。
・・・・・・あれ?なんで私この人を医者だと思ったんだろう?
「ちょっと、先生、あんまり近寄らないでください。」
いつからそこにいたのか、メガネ男性の後ろの方にある窓のそばに、青い髪の少女が立っていた。
「千早ちゃん、いたんですか・・・。そんなこと言われても、患者さんを看病するためには近づかざるを得ないじゃないですか」
少し、驚きつつもメガネの男性―――先生は、私の額に水で濡らした布を置いている。
「・・・・・・その服、なんですか?私がこなかったら『汗かいて湿ってるから~』とか言って、着替えさせてたんでしょう。あと、ちゃん付けで呼ばないでください。」
青い髪の少女―――千早は、先生の隣にたたんである子供用の服に視線をやり、また先生に視線を戻した。
すごく冷やかな眼だ。
「う・・・そんなわけないじゃないですか。いやだなあ、その辺は春香ちゃんあたりに任せますよ。」
たらたらと冷や汗をかいている当たり、この男私を着替えさせるつもりだったのだろう。
「どうだか。あなたなら十分考えうるんですけどね」
さらに視線が鋭く冷たくなる。
これは痛そうだ。
「まだ、その疑い晴れてなかったんですね。だから、わたしはロリコンじゃないと何度言ったら・・・」
そうか、そういう男だったのか。こいつは。
「貴女、大丈夫?まだ何もされてないわよね?」
千早はこちらに視線を移すと、少し微笑んで見せた。
「あ、はい、大丈夫です。それより、あの、ここはどこですか?」
とりあえず、それが気になって仕方ない。
「そう、なら良かったわ。ここは、765村よ。あなたは、春香と律子が砂漠からつれて帰って来たの。」
ああ、そうか。
あの後、私は倒れたのか。
で、村まで運んで来てくれた、と。
「ありがとうございます。ところで、春香さん達は・・・」
部屋中に目線を走らせてみたが、どうやらここには居ないようだった。
「春香ちゃん達なら、武器と鎧を置きに行きましたよ。後で様子を見にくるって言ってたし、その内来るんじゃないかな?」
「あら、もう来たみたい」
ベッドと反対側にあるドアから春香と律子が入ってきた。
「大丈夫、亜美?」
春香が心配そうにこちらを覗きこんでくる。
「もう、大丈夫だと思いますよ。もうしばらく、寝ていてもらいますけどね」
私が返答に困っていると、先生が代りに答えてくれた。
「先生、少しお話があるのですが」
律子が先生を隣の部屋まで連れて行った。
しばらく、春香と千早と会話していると律子達が戻ってきた。
「ちょっと、二人とも席をはずしてもらえないかな?少しこの子と話すことがあるんだ」

春香と千早が出て行き、部屋には律子と先生と私だけになった。

________________________________________
とりあえず、ここまで。
くそー、もっと時間が欲しいぜ。
明日にでも続きは書こう。
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プロフィール
HN:
ナンデ
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1992/12/05
職業:
学生
趣味:
広く浅くいろいろやってます
自己紹介:
なんとなく思いついた話のアイディアや話をメモって放置しておく場所。

「あ、このアイディアから思いついたぞ」
みたいなことが万が一あればどうぞもっていってください。
でも、一言残していってね。

え?テメェのアイディアからティン!とこねえよ?
まあ、高校生の妄想の殴り書きなので仕方ないですよ。
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